1月のはじめに届いたトランギア のストームクッカー。
以前開封レビューをしてから何度か使ってみたんですが、今やガスバーナーを差し置いてメインの調理器具として使っているほど。
もちろんガスバーナーにもいいところはあります。
ただ、個人的にはそれよりもストームクッカーを使ったアルコールバーナーの恩恵の方が大きいなと感じた次第です。
実際に使ってみてよかったところ
①風防効果が抜群!!屋外でも火力の安定感がすごい
ストームクッカーのいいところは、その名の通り風を寄せつけないところ。
360度風防に囲まれていて、なおかつ調理の際にはフライパンや鍋も乗せているのでほとんど風の影響を受けず安定した火力でかなり調理がしやすいのが1番の魅力と言えます。
こんな感じで上からフライパンが乗っているとほとんど風が入らなくなります。
②特殊加工でコゲつかない & 洗いやすい
僕の使っているストームクッカーは、フライパンやソースパンの内面に汚れがつきにくいようノンスティック加工されています。
僕はどうせコゲついたらなかなか落ちないんでしょ?って思っていました。ただこれが思った以上にコゲつかないしすぐに汚れが落ちるんです。
今までメスティンを使ってコゲついていた料理も、ストームクッカーのフライパンやソースパンで代用することで後処理がかなり楽になりました。
③ソースパンの容量が意外と大きい
実際に使ってみて分かったのが意外とソースパンの容量が大きいということでした。
写真のカレーは市販のルーを半分使って作ったもの。
2〜3人程度の量であれば普通に作れると思います。
④ガス燃料よりも火力が安定、そして消えない
これも自分の中では結構ポイント高いです。
ガス燃料は使っているとどうしても缶が冷たくなり(ドロップダウン現象)火力も不安定になりますが、ストームクッカーではアルコールをメインで使用しているので火力はかなり安定しています。
冬のキャンプでは結局ガスバーナーからアルコールバーナーに切り替えることが多かったです。
ちょっと残念だったこと
ストームクッカーとアルコールバーナーの組み合わせはメリットがたくさんありますが、ちょっと残念なポイントも少し。
塗装がすぐに剥げてくる
通常のストームクッカーであれば塗装されていないので分かりにくいかもしれませんが、ブラックバージョンは2〜3回使用すると塗装が剥げてきました。
剥げるのは覚悟の上ですが、もう少しもつのかなと思っていただけにちょっと残念でした。
どうしても風防の爪に当たってこすれるので、フライパンやソースパンの底から剥げてくるみたいです。
これも味だと思ってポジティブにガンガン使っていくしかないですね!!
というか、マイナスポイントはこれくらいしか思いつきませんでした。
これから検討していきたいこと〜火力調整〜
やはりアルコールバーナーの最大の難点は火力調整が難しいことです。
基本的にはフタをずらして調整しますが面倒くさいという感情が勝ってしまっていつも最大火力でなんとか料理している状態。
そして案外美味しく出来てしまうんですよね
ただ、美味しいものを食べようと思ったら火力調整が必要な場面もありますよね?
というわけで今はストームクッカ専用のガスバーナーも検討しています。
それがこちら
OD缶を使うんですが実際に使うとこんな感じみたいです。
CB缶よりもOD缶の方がドロップダウンしにくいのでそこはちょっと安心しました。
価格は約1万円ほど。
料理のバリエーションを増やしたり、保温のために火力を弱めたいときなんかは重宝しそうです。
※現在日本では正式に販売されていないため、個人輸入するか業者を探して購入するしかありません。
購入した際はぜひぜひレビューしたいと思います。
まとめ
ストームクッカーは風防効果抜群で火力も安定、専用ガスバーナーがあれば火力調整もできてなおよし!!といったところでしょうか。
個人的には2019年買ってよかったランキングに早くもランクインしています。
ガス缶の火力が不安定で不満、しっかりとした風防が欲しいという方にはストームクッカーはかなりオススメですよ。
屋内外問わず火力を安定させてくれると思います。
今回紹介したストームクッカーの購入はこちらからどうぞ。