冬キャンプしていると気になるのが、就寝時の足元の冷え込みです。
上半身が暖かくても、足元が冷えてしまうと寝つきも悪くなり、何度も夜中に目が覚めてしまうことも。
寝袋の準備はしっかりしたけど、足元の冷え込み対策までしていなかったという方は案外多いです。
そこで今回は、寝袋の中で足元が寒くならないための対策についてお話しします。
寝袋で足元が寒くならないための対策とは?
さっそくですが、結論である足元を暖めるための方法を紹介します。
どの方法も有効な方法ですが、メリットデメリットがあるので参考にしてみてください。
対策①:湯たんぽ

メリット
- 繰り返し使える
- 比較的安価
デメリット
- 硬く、足に当たると気になるかも
- 使い方を間違えると爆発の危険あり
- 暖かさの持続時間が短め
繰り返し使えるので、コスパは抜群です。
ただ、湯たんぽは本体が硬いので足に当たって気になる方もいるかもしれません。
湯たんぽを温める際は、蓋を開けた状態にしておかないと爆発の危険性があるため注意が必要ですよ。
対策②:カイロ

メリット
- 安価
- 保温の持続力は長め
- 柔らかく足の違和感も少ない
デメリット
- 繰り返し使えない
- 低温やけどに注意
日常生活でもよく使われるカイロも、キャンプでは大活躍です。
コンパクトで柔らかいため、足元で使っていてもあまり気になりません。
ただし、長時間同じ箇所に当たってしまうと低温やけどになる可能性があるので注意が必要です。
寝袋の外から暖める、靴下を履いて直接肌に当たらないようにするといった対策が有効ですよ。
対策③:テントシューズ
最後にテントシューズです。
テントシューズは、ダウン製と化繊(化学繊維)製の2種類に分かれます。
ダウン製

メリット
- 収納時はかなりコンパクト
- 履いている間保温してくれる
デメリット
- 価格は高め
- 濡れると保温力は落ちる
化繊(化学繊維)製

メリット
- 履いている間保温してくれる
- ダウン製に比べて安価
- 濡れても保温力は落ちにくい
デメリット
- ダウン製に比べるとかさばる
テントシューズは、湯たんぽやカイロのように熱を発する訳ではありませんが、履いている間ずっと保温してくれる優れものです。
繰り返し使えて、低温やけどの心配もないため、足元を暖める方法としては最もオススメできます。
1番オススメな足元の寒さ対策は?
いくつか足元の寒さ対策について紹介しました。
その中で1番オススメしたい対策は「化繊製テントシューズ」です。
理由は以下のとおり。
- 保温力が持続
- 低温やけどの心配がない
- 繰り返し使えて、価格も手ごろ
他の方法でも問題はありませんが、メリットの方が多く価格を考慮してもバランスのとれた方法と言えます。
化繊製といっても種類はたくさんあります。
以下にいくつかピックアップしているのでチェックしてみてくださいね。



まとめ
この記事では、寝袋で寝る際の足元の寒さ対策について紹介しました。
メリット・デメリットから1番オススメできるのは「化繊製テントシューズ」ですが、その他に紹介した方法でも足元を暖かくすることは可能です。
自分のキャンプスタイルに合わせて、検討してみてくださいね。