普段はそうでもないのに、寝袋だとなんか寝つきが悪い。
僕自身もキャンプを始めた頃はそうでした。
ただ、改善を重ねて今は熟睡できるように。
この記事では…
- 寝袋で寝にくい理由
- 寝袋でも熟睡するためのポイント
を紹介しているので、参考にしてみてください!
寝袋で熟睡できない理由
僕自身の経験上、寝袋で眠れない理由は以下の3つ。
それぞれ思い当たる節はないでしょうか?
屋外で寝ることに慣れていない

キャンプをする際、自然に囲まれていることがほとんど。
風や葉のこすれる音、動物の足音やライトの明かりなど、非日常的な体験だからこそ周囲の環境が気になることもあると思います。
ましてや、寝袋で寝るということ自体が不慣れなことなので、寝返りのうちにくさや地面の硬さなども家で寝るのとは全然違いますよね。
キャンプの回数を重ねるだけでも、慣れて寝られる人もいると思います。
気温に合った寝袋を選べていない

夜に寒くて目が覚めてしまう…
そんな方は、寝袋が気温に適していない可能性があります。
最近では4シーズン(春〜冬)用と表記された寝袋も多いですが、あまりにも安価なものだと全然暖かくないなんてことも。
自分の使っている寝袋は、本当に適しているかチェックする必要があるかもしれません。
枕やマットなしで寝ている
キャンプの経験が少ないうちは、とりあえず寝袋だけを準備している方も多いのではないでしょうか?
普段、家で寝るときは枕やマットを使っている方がほとんどですよね。
僕もはじめは寝袋だけでしたが、やはり地面は硬いし、頭の位置も低くなるので全然寝られませんでした。
ぐっすり寝られないのは、寝袋だけが原因ではないのかも。
寝袋で熟睡するための準備をしよう!
どうせならキャンプでもぐっすり寝て、気持ちのいい朝を迎えたいもの。
ここからは快眠するためにできる準備についてピックアップしています。
まだ試していないものがあれば参考にしてみてください。
耳栓やアイマスクを使う
音や明かりが気になってしまう方は耳栓やアイマスクで刺激を遮断してみるのもひとつ。
僕の友人もアイマスクをつけて寝ていますが、これが結構寝られるようです。


気温にあった寝袋を使う
寝袋を選ぶ際は、適切な対応温度表記のある寝袋を選んでみましょう。
寝袋の対応温度表記にはEN13537(ヨーロピアンノーム)という基準が使われていることがほとんどです。
温度帯の表記としては、コンフォート温度・リミット温度・エクストリーム温度があります。
寒さに対する耐性が低い人でも、リラックスした体勢で寒さを感じることなく寝ることのできる温度です。
寒さに対する耐性が高い人が、丸まった状態で寝ることで寒さを感じることなく睡眠がとれる温度です。
寒さを感じる場合でも、着衣の調整次第で暖かく寝ることができます。
寒さに対する耐性の低い人が、寝袋に丸まった状態でも寒さを感じて6時間までなら持ち堪えられる温度です。
低体温症になる可能性があるためこの温度帯での使用は推奨されません。
基本的には、コンフォート温度とリミット温度が表記されていることが多いです。
自分がキャンプする季節と、地域の気温を調べた上でコンフォート温度を基準に寝袋を選ぶようにしましょう。
コットやマット、枕を使う

キャンプで寝泊まりする場合、コットやマット、枕を使うとさらに快適に寝ることができます。
コットは組み立て式が多いですが、マットや枕はいくつか種類があります。
【ウレタンマット】
折りたたみ式で軽量。安価で断熱効果はやや低め。耐久性は高い。
【インフレータブルマット】
自動膨張式。内部のウレタン素材で断熱性とクッション性がある。比較的安価だが、穴あきの可能性あり。
【エアマット】
自分で膨らます必要あり。軽量で寝心地もよくコンパクト。高価なものが多い。穴あきの可能性あり。
初めてマットを購入する場合は、ウレタンマットもしくはインフレータブルマットがおすすめです。
地面の上やコットに敷くだけで、かなり寝心地が変わりますよ!
ちなみに、枕は空気で膨らますエアタイプか、フォームの入った折りたたみタイプがあります。
これがエアタイプ

こちらがフォームタイプになります。

以下はエアタイプの枕のレビューなので、参考にしてみてください。
という感じで、寝袋(キャンプ)で寝にくい理由と、その解決策についてお話ししました。
寝袋は季節にあったものを使う前提で、枕とマットがあれば快眠にグッと近づけると思います。
しっかり準備して、キャンプでも気持ちのいい朝を迎えましょう!