【レビュー】我が家の新幕 NEMOヘキサライト6P(キャニオン)の魅力を語ってみる

2018年に買っていた我が家の新幕「ヘキサライト 6P 」をやっと張ることができたので今回はそのレビューをしていきます。

初めてこの記事を書いてから何回も張っているので内容は随時更新していますが、やはり何度張ってもいい幕だなと思います。

個人的にはクオリティに対してコストも抑えられているので、初めてのシェルターを買うという方に特にオススメしたい幕です。

ヘキサライト6Pを設営してみた(張り方)

実際に設営してみてよかったポイントをあげていきます。

①大きさの割に設営が楽チン

色々いいなって思うポイントはあったんですけど、一番は設営がしやすいということ。

6人が寝れる広さのテントを一人で立てれるのか?なんて思ってたんですけど、いざやってみるとめちゃ簡単で説明書読みながらでも10〜15分程度で設営することができました。

手順としては、まず全体を均等に広げます。

広げたらテンショニングストラップという紐が幕の下を通っているので、それに沿ってロゴのある生地の切り替え部分をたるまないようにしっかり張りながらペグで固定。

それができたら両端にもペグを打っていきます。

ペグで固定できたら幕の中からポールを立てていきます。

この時すでに幕の中にはかなりのテンションがかかっているのでポールを立てても倒れることはありませんでした。

そして2本立てるとほぼ完成

ここまででほぼ10分くらいでした。

後はテントの中でつまずかないように、テンショニングストラップを収納して完成です。

こうやって今思い返しても簡単だったなと思えるほどシンプルでした。

②ベンチレーションがいっぱい

実際に立ててみて初めて分かったのがベンチレーションの多さ。

全部で6箇所あるんです。

片面に3箇所ずつベンチレーションがついています。

中から見るとこうなってます・

これが上部。

真ん中のベンチレーションはガイラインで引っ張ることで換気のスペースを広げることができました。

ヘキサライト 6P にはスノースカートがないので下からの換気もバッチリ。

秋冬のキャンプになるとストーブを入れることが多くなりますよね。

一酸化炭素は酸素より軽くて上に上がっていく傾向があるので、上部に4つベンチレーションがついているのは結構嬉しい発見でした。

実際に立ててみないとネットの情報だけでは分からないこともたくさんありますね。



③パッカーンスタイルを楽しめる

ヘキサライト 6P の楽しみ方には前方の幕をはね上げるパッカーンスタイルがあります。

それがこちら。

片方のシートを外して2本ポールをプラスすることでオープンタープのようにすることができます。

今回は畳んでますが、出入り口の部分をガイラインで張るとさらに見栄えはよくなって、日陰や雨に濡れないスペースも広がりますよ。

【追記】後日行ったキャンプでは畳まないバージョンも撮ることができました。

昼間はパッカーンスタイルにして、夕方は閉じるというのもありですね。

【注意点】

パッカーンスタイルにする時にむやみにペグを外すとポールのバランスが崩れてテントが倒れます。

これは写真を撮る前に実証済み。

そうなると普通にテントを立てるよりも時間がかかるので、誰かにポールを支えてもらうか先にガイラインで固定してバランスをとってから上げていくようにするのが無難です。

パッカーンスタイルにすると3人分の道具なんかは軽く幕下に収まります。

大人数でワイワイする時にもオススメです。

ヘキサライト6Pの評価・まとめ

個人的にヘキサライト 6P は買ってよかったと思えるシェルターでした。

最後にちょっとまとめます。




よかったポイント

  • 設営と撤収が簡単
  • ベンチレーションが多い
  • 用途によってスタイルを変えられる
  • コスパがいい

使っていく中で感じたのはやはり”汎用性の高さ”

シェルターだったり、タープだったりとその時の気温や天候によってスタイルを変えられるのは結構便利だなとつくづく感じます。

気になったポイント

  • スノースカートがないから冬は対策必要
  • ペグがアルミなので削れやすい
  • 火には弱いので焚き火をする場合は注意

というところですかね。

一番注意したいのは焚き火。

ヘキサライト 6P の素材はポリエステルになってます。

ポリエステルは火に弱くて、火の粉でも当たればすぐに穴が開いちゃうので焚き火との距離感は注意したいところです。

【追記】

2019年からヘキサライト エレメント6P:スターカーが発売されました。

エレメントの素材はTC(ポリコットン)

やや重たくなるのが難点ですが、ポリエステルより難燃性に優れているので火の粉にも強いと言われています。

(ただし、絶対燃えないわけではないので注意です)

焚き火を楽しみながら安心してヘキサライトを使いたい!!って方は要検討かもしれませんね。

ただ、僕自身何度もヘキサライトを張って焚き火を楽しんでいますが、ヘキサライトと焚き火の距離を少し離しておけば風がない限りは問題ないです。今のところ穴も全然開いてません。

スノースカートも実際ストーブがあれば全然問題ないかもしれないし、環境によっては自作が必要かもしれないですけどそこはまだ未検証なので検証できたら追記したいと思います。

ペグに関しては今回ヘキサライトを張った公園は比較的地面も柔らかくてペグ自体は刺しやすかったですけど、地面の中の石に当たっていたのか抜いた時に先端がえぐれているものもありました。

ただ、他のところで言われているようなだんだんとペグが抜けてくるというようなことはなかったです。

そこは地面の質の問題のような気もします。

特に軽量化にこだわらないのであれば、やはりスチールペグが安定かもしれないですね。

ヘキサライト6Pを購入する

今回設営していたNEMO(ニーモ)のヘキサライト6Pはこちらから購入することができます。

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