少し前から話題になっているアウトドア向けの撥水剤「THE HASSUI ZAI」を買ってみました。
テントってだんだん撥水性や防水性が落ちてきて雨も染み込んでしまうんですが、お店でメンテナンスを頼むと結構なお値段がかかったりしますよね。
僕自身も悩みましたが、話題の撥水剤がどのくらい撥水できるのか?という好奇心と家で手軽に済ましたいという点で買うことを決めました。
実際に使った感想としては買ってよかった!!という結論に至ったので撥水剤使用前後の幕の質感や撥水力の検証までお伝えしていきたいと思います。
THE HASSUI ZAIの特長

THE HASSUI ZAIはOUTDOOR LIFEというメーカーさんが展開しているアウトドア向け撥水剤になります。
テントやウェアによく使われているナイロン・ポリエステル・コットン・ポリコットンなどの素材に対応していて、テントやウェアだけでなくシューズ・バッグに使うことも可能です。
今回は1リットルの撥水剤を購入したので専用のスプレーが付属しています。

THE HASSUI ZAIはフッ素系の撥水剤となっています。
撥水剤にはシリコン系とフッ素系がありますが、フッ素系の方が生地に浸透しやすく撥水性はもちろん、通気性も保たれやすい他、シリコン系の撥水剤に比べて持続性が高いのでアウトドア系のアイテムに最適なんです。
THE HASSUI ZAIを使ってみる

THE HASSUI ZAIの1リットル分はエリクサー3程度が最適とのことで、ちょうど持っていたエリクサー3を撥水加工していきます。

今回はベランダで行なっています。
撥水加工を行う場合は基本的に外で行うようにしましょう。

撥水剤は幕から20cmほど離した距離からムラが出ないように吹き付けていきます。

吹き付けていくとこんな感じで少しテカリが出てきます。
揮発性が高いのか、結構すぐに乾いていく印象です。

吹き付けが完了したら2〜3時間ほど乾燥させます。
全体に吹き付けてるとはじめに吹き付けた部分はすでに乾燥し始めています。

2時間後には完全に乾いていました。
乾くと幕全体の色も元に戻っていて、匂いもほとんど残っていませんでした。

吹き付けた際に多少ムラになっていた部分も乾燥してしまえば全然分からなくなるのでそこは安心しました。
吹き付ける前と後では幕を触った時の質感が少し変わっていて、吹き付けた後の方がパリッとしている印象です。
生地には特にべたつきもなくてさらっとしていたのでそこも高評価でした。
THE HASSUI ZAIの撥水力を検証してみる
乾燥して実際のところ撥水力はどの程度上がったの?というのが本記事の一番大切なところですよね。
ただ、写真だけではイマイチだったので動画で確認してもらえたらと思います。
想像以上の撥水力でビックリしたんですが、かなり水を弾きます。
ツイートしてる通りあえて雨の日にキャンプ行ってみたいと思うほどです。
いつかその日が来たら動画撮りたいと思っています。

これが水をかけた部分なんですが、パンパンと払うだけで水が一滴残らず落ちるのでこの時点でもうサラサラです。
ここまで撥水してくれると気持ちよさすらあります。
THE HASSUI ZAIは一人で簡単にメンテしたい人にオススメできる撥水剤

実際にTHE HASSUI ZAIを使ってみた感想として、かなり満足度は高いです。
今回はテントのみでしたが、GORE-TEXのマウンテンパーカーにも使えるようなので冬あたりでチャレンジしてみたいと思っています。
THE HASSUI ZAIのポイントは、お手軽・ムラが出ない・撥水性が抜群というところ。
- テントやウェアの撥水性が落ちてるけどお店は金額が高い
- 自宅で簡単にメンテナンスしたい
- 撥水剤を使ってみたいけどどれがいいか分からない
という方はTHE HASSUI ZAIで自宅での撥水加工にチャレンジしてみてはどうでしょうか?
【1リットル】
【4リットル】