様々なメーカーからコスパのいいウッドチェアが発売されていますが、その中で僕が選んだのはQUICKCAMP(クイックキャンプ)の一人掛けウッドローチェア。
実際に使ってみると気になる点はあるものの、迷わずおすすめできるほどにクオリティの高いチェアでした。
今回はウッドローチェアのよかった点と気になる点を紹介します。
スペック
レビューする前にスペックを掲載しておきます。

- 展開サイズ : 約55cm×54cm×65cm(座面高約32cm)
- 収納サイズ : 約55cm×65cm×8cm
- 重量 : 約3.5kg
- 耐荷重 : 80kg (国内検査機関にて強度検査済み)
- 主素材 :
フレーム:天然木(ビーチ材)
シート:ポリエステル(クッション入り)
いくつか他のメーカーが発売しているウッドチェアと比較してみましたが、同程度のサイズになっています。
フレームに使われているビーチ材は日本でいうブナ材のこと。
ブナ材は強度と弾力性があり、家具に適した木材とされています。
シート材はポリエステルですが、難燃とのことで燃えにくい仕様となっているようで、焚き火近くでの使用にも向いているとのこと。
実際に使ってみてよかった点
僕自身が使ってよかったと感じているポイントはこちら。
- 背面と座面のシートが一体型
- 脚キャップ付きで拭きやすく、室内でも使いやすい
- 組み立ては一瞬で積載もしやすい
- 背面ポケットが便利
以下で詳細をお伝えします。
背面と座面のシートが一体型

QUICKCAMPのウッドローチェアは背面と座面のシートがつながっています。
実はこれが1番よかったポイントで、その理由は座り心地が圧倒的に違うから。
シートがつながっていることで包み込まれるような形になるので、長時間座っていても楽に過ごすことができました。
シートのつながっていないチェアにも座ったことがありますが、やはり座り心地は一体型の方がいい気がしています。
ちなみにこの価格帯でシートが一体型になっているチェアは、調べた限りありませんでした。
脚キャップ付きで拭きやすく、室内でも使いやすい

このチェアの脚部分には割と厚めのキャップがついています。
このおかげで手入れもサッと拭くだけですし、ウッド部分に石がくい込むこともないので重宝しています。
キャップがあることで床も傷つけにくいので室内でも使用しやすいですよ。
組み立ては一瞬で車にも積載しやすい

ウッドローチェアはこの状態から開くだけで使えるので、組み立てにかかる時間はほんとに一瞬です。
この状態から開くだけで以下のようになります。

畳むと幅も狭くなるので、積載にも困ったことはありません。
(積載画像はまたキャンプへ行くときに撮っておきます…すみません)

ちなみに畳むと上に持ち手がある状態となるので、持ち運びもしやすいですよ。
背面ポケットが便利

ウッドローチェアの背面にはポケットとループがついています。

あまり厚めのものを入れることはできませんが、僕はここにスマホの充電器を入れています。
充電器って意外と置く所がない上に、テーブルにおくと邪魔になったりもするので、実際に使ってみることでよかったと思えたポイントでもあります。
ちょっと気になった点
実際に使ってみて気になった点は意外とないんです。
強いて言うなら、背もたれの長いハイバックタイプのチェアがあればもっと楽なのかなというくらい。
この価格帯であれば十分すぎるスペックを備えたチェアだと思います。
耐久性に関しても数回使っていますが、全然問題ありません。
サクッと読みたい方に:まとめ
今回はQUICKCAMPの一人掛けウッドローチェアをレビューしました。
よかった点・気になる点は以下のとおりです。
- 背面と座面のシートが一体型
- 脚キャップ付きで拭きやすく、室内でも使いやすい
- 組み立ては一瞬で積載もしやすい
- 背面ポケットが便利
- 背もたれの長いハイバックタイプがあればもっといいかも
よかった点は多々ありましたが、気になる点はほとんどないと言うのが正直なところです。
8,800円という価格帯で、座り心地抜群なシート一体型チェアはこのウッドローチェアだけでした。
本当におすすめできるチェアなんですが、残念ながら現在どの通販サイトでも品切れ状態が続いているので、もし見かけたら思い切ってポチってみてはどうでしょうか。
ちなみにカラーはサンドとブラックの2色展開となっています。