キャンプに行っていると、全然ペグが入らない…なんて経験をしたことありませんか?
割とキャンプ場によって地面の質って違いますし、ウッドデッキにテントを張るなんてキャンプ場もあります。
(ウッドデッキの場合は、専用ペグを貸してくれるところも多いですが…)
この記事では、ペグをしっかり打つための事前準備と、もしペグが打てなかった場合の対処法についてお伝えしていきます。
ペグがしっかり打てない理由は?
まずペグが打てない理由として
- 地面の下に石や木の根が多い
- 地面の状態が不安定(砂地など)
- 適したペグを使えていない
この3点が考えられます。
あと、ペグを打ちこめても風が強いと抜けることもあるので、注意が必要です。
ペグをしっかり打つための事前準備
なんでペグを打つために準備がいるの?って思われるかもしれません。
その理由はこちらです。
- テントに備え付けのペグはもろい
- ペグ次第では石を砕いて打ち込むこともできる
- 地面の質に合ったペグを選ぶことで、スムーズなペグ打ちができる
テント購入時に備え付けられているペグは、ほとんどがアルミ製で長さも短め。
アルミ製のペグは曲がりやすく、地面の石にも打ち負けることが多いです。
(質の高いものは、かなり丈夫ですが…)
そこで、頑丈なペグや地面の質に合ったペグを準備して、アクシデントを防ごうというわけです。
ここから自身の経験をもとに、準備しておきたいことを紹介していきます。
鍛造ペグを持っておくと安心

やはり備え付けのペグだと、どうしても頼りなさは否めません。
そこで持っておきたいのが鍛造ペグ。
重さはありますが、強度が高く地面の石も砕きながら打ち込めます。
僕は基本備え付けのペグは使わず、鍛造ペグ(28cm)を使っていますが、今のところ曲がったり風で抜けるといったトラブルもありません。
かなり心強いので、設営に必要な本数を揃えておくといいかも。
長さも種類がありますが30cm程度あれば、よほどの悪天候でない限り問題はありません。
僕が使っている鍛造ペグは以下のものになります。
キャンプ場の下調べはきっちりと

キャンプ場を選ぶ際の基準として、景色が綺麗、設備が整っているといった理由で決めることが多いと思います。
その点はもちろん問題ありません。
ただ、キャンプ場の中には風が強かったり、地面も砂地や芝、砂利とさまざま。
その点をもう一度把握しておくことで、使うペグを選ぶことができ、トラブル回避につなげることができます。
キャンプ場の環境に適したペグを用意しておく
キャンプ場の下調べができたら、ペグを用意しましょう。
多くのキャンプ場は土や芝といった環境が多いので、割とどんなペグでも打ち込めます。
ただ、砂地や雪中といった環境だと、普通のペグでは抜けてしまうこともあるので専用のペグを用意した方がいいかもしれません。
環境に応じたペグについては以下でピックアップしてみたので参考にしてみてください。
砂地は脆いため、長さのあるペグや摩擦を生みやすいペグが望ましいです。
こちらはホームセンターでもお馴染みキャプテンスタッグの砂地用ペグになります。
太さがあり摩擦を生みやすいため、砂地でもズレなくペグダウンすることができます。
他にもユニフレームやオガワキャンパルといった大手メーカーからも砂地用ペグが展開されていますよ。
雪中用のペグも抜けにくいように幅広で摩擦を生みやすいデザインになっています。
ただ、よほど深い雪でなければ通常のペグでも打ち込むことができるので、長さのあるペグを用意するのもひとつの手段ですよ。
ペグが打ち込めなかった時の対処法
下調べして、ペグまで用意したのにペグダウンできなかった…なんてことはあまりないと思いますが、絶対ないとも言い切れません。
もしペグダウンできなかった場合の対処について、いくつか案を考えてみました。
- ガイロープを石で固定する
- 周囲の木に固定する
- ナイロン袋に砂を詰め込みおもりにしてガイロープを固定
ただし、どの方法にも注意点はあります。
やはりペグでの固定が理想なので、あくまでも最終手段と考えてくださいね。