寒い時期の必需品といえばダウンジャケット!…なんですが値段もそれなりに高いというのがネックでなかなか手が出にくいですよね。
ただ、希望としてはスペックは高め、値段は抑えめであって欲しいというのが本音。
僕自身もそう思ってスペックと値段のバランスがとれたダウンジャケットを探し回った結果たどり着いたのが、karrimor(カリマー)のネビスパーカーでした。
元値はそれなりに高いですが、真冬の登山でも使えるほどのスペックを持っていてセールで値引きされていることが多いこのダウンジャケット。
真冬のキャンプで使ってみたので実際のところをレビューしていきます。
karrimor ネビスパーカーのスペック
まずはサクッとスペック紹介を。
サイズ展開と重さ
ネビスパーカーのサイズ展開は以下のとおりになっています。
サイズ | 着丈 | チェスト | 裄丈 | 裾回り | 袖巾 |
---|---|---|---|---|---|
XS | 75 | 120 | 84 | 112 | 26 |
S | 77 | 124 | 87 | 116 | 27 |
M | 79 | 128 | 90 | 120 | 28 |
L | 81 | 132 | 93 | 124 | 29 |
XL | 83 | 136 | 96 | 128 | 30 |
重さは1040gで持ってみると結構ずっしり感がありますが、着てみるとそこまで重さは感じません。
karrimor ネビスパーカーのサイズ感
僕が購入したのはMサイズ
身長170cm 体重73kgのガッチリ体型でダウンの中にはインナーとフリースを着用しています。
実際に着てみるとこんな感じになります。
僕の体格であればMサイズはジャストサイズ。
インナーとフリースを着込んだ状態でもそれほど窮屈さは感じませんでした。
ネビスパーカーのよかった点
ここからは実際にネビスパーカーを着てみてよかったと感じた点をお伝えしていきます。
①暖かさを保つためのギミックが満載
ネビスパーカーには着てみてはじめて分かる暖かさを逃さないための工夫がたくさんありました。
まずフード部分にもダウンがぎっしり詰まっていること。
このおかげで寒い中でもしっかり頭まで暖かく過ごすことができました。
そして、かなりハイネックであること。
写真のようにジッパーを上まで上げると目元に近いところまで隠すことができます。
冷たい風が吹いても目元から下は寒くなく、風が首元まで入り込むのを防いでくれていました。
ちなみに首元の部分は起毛になっているので、冷たさを感じにくい仕様になっています。
袖口にはベルクロがついていて調整できるほか、袖の中にゲイターもあるので風対策はバッチリ。
実際キャンプの際はゲイターのおかげで風が入り込むこともなく、ベルクロの調整をすることはほとんどありませんでした。
あと首元のチューブにもダウンがしっかり詰まっていて、ジッパーを締めるとかなり暖かいです。
首元以外にも各ブロックごとにダウンがぎっしり入っていてモコモコなので、着てみると包まれるような暖かさがあります。
②暖かいけど暑くなりすぎない
ダウンを着てバックパックを背負った状態で長時間歩くと、冬であっても暑くなるというのは誰にでも想像がつきますよね。
あくまでも主観ではありますが、ネビスパーカーは暖かくても暑くはなりすぎませんでした。
駅からキャンプ場までの道のりをバックパックを背負った状態で1時間近くかけて歩いたとき、多少の汗はかくものの程よく暖かい状態がキープされていて結局到着するまでジャケットは着たまま。
それはネビスパーカーの背面に使われているPOLARTEC NeoShellのおかげ。
POLARTEC(ポーラテック)は最新の科学技術を通してアウトドアウェア仕様される素材を開発しているメーカーで、NeoShellはその中でもトップクラスの防水性と通気性を同時に両立させた素材になります。
その特徴は以下のとおりです。
- 高い通気性〈0.5cfm(0.2cc/㎠/sec)〉
- 確かな防水性〈耐水圧10,000㎜以上〉
- 99.9%の防風性
- しなやかな伸縮性
- 軽量性
ややこしい単位ばかりですが、分かりやすく伝えると“水はしっかり防げるのに、通気性がいいから熱がこもりにくい”ということです。
このおかげでバックパックを背負っている背中も熱がこもることなく快適に足を運ぶことができました。
他メーカーのダウンジャケットを着ていた時は背中にびっちょり汗をかきながら歩いていたので、NeoShellのすごさは今回のキャンプでかなり実感できたと思います。
ネビスパーカーの気になった点
ここまで褒めてばかりでしたが、もちろん気になる点もあります。
着膨れしやすいかも…
これに関しては体型や着用するサイズにもよるかもしれませんが、個人的な感想として結構着膨れます。
ジッパーを閉めていない時はそこまで気になりませんが、着込んだ状態でジッパーを閉めたら割とパンパン。
ご覧のとおりです…
ただ、そもそもダウンジャケット自体が着膨れしやすいという点と、厳冬期登山向けのハイスペックな仕様なので暖かさを確保しようとするとこんな感じになるのかも…
出かける際に少し羽織るだけならジャストサイズもしくは1サイズアップで問題ないと思います。
実際のところ街中で着る分には羽織っているだけでも十分暖かいですよ。
karrimor ネビスパーカー レビュー|まとめ
karrimor ネビスパーカーは、暖かいけど暑くなりすぎない登山やキャンプにもってこいなダウンジャケットでした。
- 暑すぎないけど保温性の高いダウンジャケットが欲しい
- 防水性能や通気性、透湿性も高い方がいい
- 街着としてもオシャレ
- ハイスペックでも価格は抑えめがいい
このような方にネビスパーカーはおすすめです!
カラー展開もホワイト・カーキ・ブラックの3色展開になっている他、セール価格となっているショップも多いので気になった方はぜひチェックしてみてくださいね。