先日和歌山県にある細野渓流キャンプ場に行ってきました。
調べたところ通年のキャンプ場であることは間違いないはずなのに…まさかの貸し切り。
タイミングの問題もあったのかもしれませんが、冬キャンプの穴場である可能性はかなり高いと思います。
そんな冬の細野渓流キャンプ場についてまとめてみました。
細野渓流キャンプ場ってどんな所?
雰囲気や設備、値段などなどキャンプ場の概要から。
キャンプ場の全体図
見にくいかもしれませんが、キャンプ場のMAPを撮ってきました。
見ての通り細野渓流キャンプ場にはフリーサイトはありません。
今回僕が利用したのはグラウンドのオートキャンプサイトでしたが、誰もいないということもあり管理人の方からも自由に使っていいよとの許可をもらったのでほとんどフリーサイト化していました。
キャンプ場全体でトイレが4箇所あるというのは結構ありがたいんですよね。
サイト紹介
これで少しでも各サイトの雰囲気を知ってもらえたらありがたいです
グラウンドオートキャンプサイト
この日は直前にデイキャンプしていた人がいたくらいでその後は完全貸切でした。
ぱっと見仕切りはありませんが一応ロープで各サイトに区切られていて番号ごとに分けられています。
どのサイトも同じ程度の広さでした。
今回はヘキサライトを使用しましたが少しスペースオーバーになったのでサイトの横幅は5mちょっとかなと。
車を含めると7m程度かなという感じです。
ただ、どのサイトも端に寄っているのでグラウンドの中心に向かってであればもう少し広く使えると思います。
バンガロー
バンガローはそれぞれ大きさが違っているので人数によって変わるみたいです。
オートキャンプ専用サイト
専用サイトでは各サイトがちゃんと木で区切られています。
ありがたいのが電源サイトであるということ。
冬場は暖房、夏は扇風機が使えるので大きいテントを張らないのであればこちらの方が勝手はいいかもしれませんね。
設備を確認
トイレ
MAPの通りキャンプ場内にはトイレがいくつかあります。
ここがMAPでいう一番上にあるトイレになります。
見た目は少し古いですが、トイレは洋式で思った以上にキレイでした。
次はバンガローの中間地点にあるトイレ
外観からもこちらの方が新しいですが便器などは上のトイレとほぼ同じ感じでした。
どちらもシャワールームとの併設になっています。
トイレでいうとオートキャンプ専用サイトが一番新しくてキレイでした。
写真なくてすみません…
いずれのトイレも洋式で、トイレットペーパーも完備されているのでそこは心配ご無用ですよ。
シャワー
シャワーは2つあっていずれもトイレと併設していました。
こちらが上にあるシャワールームで、入り口に硬貨を入れる場所があります。
こちらはバンガロー間のシャワールーム
上のシャワールームに比べるとキレイではありますが、少し狭いのが難点です。
いずれのシャワールームも100円で5分間お湯が出ますが、この日は−5℃まで冷え込む寒さでとてもじゃないけど入ろうという気にはなれなかったです…
一度夏場にも来たことがありますが、夏場であれば汗を流すのに重宝します。
冬場でもどうしてもシャワーを浴びたい!!…そんな人は気合いを入れてお願いします。
炊事棟
炊事棟も全部で3棟あります。
グラウンドのオートキャンプサイト横です。
後ろに台があるのは結構ありがたかったです。
ここは洗剤と一応スポンジもありましたが、スポンジは自分で持っていくのが吉です。
忘れた時の最終手段にしときましょう。
横にはかまどもありました。
次はバンガロー横です
やはり全体的にキレイですね。
かまども奥にチラッと。
最後にオートキャンプ専用サイト…の写真は撮り忘れてました…
キレイには違いないんですが…スミマセン(泣)
料金
引用:細野渓流キャンプ場
利用料金は画像の通りです。
ここには書いてありませんが
【炭】500円
【薪】400円
で販売しています。
ちなみに薪はすべて杉薪でした。
キャンプ場を使ってみた感想(まとめ)
今回細野渓流キャンプ場に泊まってみてよかったことを挙げていくと
- 事務所の人が優しい
- 夜空がめちゃくちゃキレイ
- 川が透き通っている
- 山の中で静かに過ごせる
- 設備が整っている
こんな感じですね。
事務所の方はとても優しくて気さくなおっちゃんでした。
「今日は寒くなるから、もし薪が足りなかったら勝手に使って明日教えてくれ!!」なんてめちゃほっこりです。
人の温かみに久しぶりに触れました。
あと自然のキレイさが目立ちました。
周囲に民家が少ないのもあって自然がキレイなまま保たれているのもこのキャンプ場のいいところだと思います。
川はそこまで深くなくて子供連れでもちょうどいいくらいでした。
当然よかったことの方が多いんですが、困ったこともあります。
それは
- キャンプ場までの道が狭い
- 管理人さんはすぐにいなくなっちゃう
- 次の日もいないことがある
- 近くにスーパー・コンビニなし(自販機あり)
ということ。
キャンプ場への道のりの中では車1台分の幅しかない道路もありました。
対向車が来たときはギリギリですれ違うか、どちらかが少し下がるかという感じになるので少し大変でした。
そして管理人さん!!
定時が決まっているわけではなく、予約した人が来たら帰っちゃうシステムなのかその日の最後の予約者が僕だったらしく、受付が済んだら帰っちゃいました。
そして翌日も来ないから駐車許可証を返却専用のポスターに入れておいてくれとのこと。
あれ?余分に薪使っちゃったらどうするの?って後から気づきました。
(結局薪は買った分で足りました)
そんな感じでこのキャンプ場はなんとも田舎らしいし、キャンプ場の中ではかなりゆるい部類に入るなと感じました。
以上、細野渓流キャンプ場のレビューでした。
静かに冬キャンしたい、サイトを広く使いたいという方には冬の細野渓流キャンプ場をオススメします。
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