近年のキャンプシーンでは、テーブル&チェアやお座敷スタイルといった過ごし方が多様化しています。
ただ、今までと違ったスタイルでのキャンプも楽しみたいと思った時に困るのがテーブルの高さ。
今回は、高さを調整できるテーブルを木製や金属といった素材別にピックアップしました。
自分好みの高さや素材にあったテーブルが見つかれば幸いです。
テーブル探しの前に。素材別のメリット・デメリットを紹介
テーブル紹介をする前に、テーブルに使われている素材ごとのメリット・デメリットもあわせてお伝えします。
知っておいて損はないと思うので、ぜひ見てもらえるとありがたいです。
- 温かみがある
- 軽くて強度、耐久性に優れる
- 木材の種類にもよるが比較的安価
- 保存状況によっては反りや割れが起こる可能性がある
- 素材の特性上、全く同じ模様がない
- 安価
- 耐久性があり、頑丈
- 肌触りがいい
- 保存状態によってはカビが生えることがある
- 虫がつきやすい
金属製テーブルに関しては、ほとんどアルミ製となっているので、アルミに焦点をあてています。
- 金属の中でも軽量で強度もあり
- 腐食しにくい
- 鉄やステンレスに比べると強度は低い
- 他の金属に比べると高価
- 木や竹に比べるとあたたかみはない
木や竹、アルミそれぞれ軽量で強度があるという点は共通しています。
それぞれに良し悪しがあるので、これがいい!というのは断言できませんが、温かみのある雰囲気を目指すなら木製や竹製、機能性や耐久性重視であればアルミ製のテーブルがいいかもしれませんね。
高さ調節可能なテーブルを素材別にピックアップ!
木製
アウトドア王道メーカーであるコールマンの木製テーブル。
天板のみ木製で、フレームはアルミ仕様となっています。
高さは40cmと70cmの2段階調整が可能で、チェアを使用したキャンプやBBQ時に立ったまま飲食する場合には、ちょうど良い高さになります。
ただ、40cmまでしか下がらないので、お座敷スタイルのキャンプには適しません。

キャンプ界隈で知らない人はいないであろうDODからも木製テーブルが発売されています。
こちらも天板のみ木製で、フレームはアルミとなっています。
キャナリーテーブルは、3段階の高さ調整が可能となっていて、お座敷スタイルからチェアスタイルまで幅広く楽しめる仕様となっています。
天板の下にはメッシュを取り付けることができ、軽い荷物を収納することも可能です。
サイズ展開はMとLの2サイズあるので、一緒にキャンプを行う人数によってサイズを選ぶことができますよ。
購入はDODストアのみとなっています。
竹製
安価なアウトドアメーカーと聞けばFIELDOORが思い浮かびますが、こちらからも竹製のテーブルが発売されています。
フレームはアルミ製で天板のみが竹製という仕様。
高さは46〜70cmまで無段階調整が可能なので、好きな高さにできますが最低が46cmなのでチェアをメインに使用される方に適しているテーブルとなっています。
ただ、個人的には少し安っぽく見えてしまう感じが気になります…
ハイランダーはオンラインでアウトドアショップを展開する「ナチュラム」のオリジナルブランドです。
リーズナブルな価格帯でキャンプ道具を展開している印象が強いですね。
こちらのテーブルも天板のみ竹材、フレームはアルミとなっています。
高さは45・50・55cmの3段階調整が可能となっていて、チェアを使用したキャンプ向け。
天板が4つ折りになるので、畳むと細くなり積載もしやすいテーブルです。
カツオドリのキャラクターでおなじみのチャムスからも竹製天板のテーブルが発売されています。
フレームはアルミ製ですが、チャムスらしい赤でのカラーリングに。
高さは48・58・70cmの3段階調整。
こちらも高さ的には、チェア使用下でのキャンプ向けになるのでお座敷スタイルは難しいですね。
アルミ製
日本を代表するアウトドアメーカーであるogawaからは、2021年の新作としてウッド調のアルミテーブルが展開されています。
高さは35.5・50・60cmの3段階調節となっていて、天板がアルミ製であるため汚れにも強く、ロック機能もついているので持ち運びも安心です。
タラスブルバは、大型スポーツショップ「スポーツオーソリティ」のオリジナルブランド。
テントをはじめとして、様々なアイテムを展開していますが、テーブルもしかり。
こちらのテーブルは49〜70cmまでなら自由に高さを変えられる無段階調節となっています。
オールブラックという無骨なカラーリングと、税込9000円以内に収まるコスパのよさは魅力です。
ただ、フレームの一部が曲がっているというレビューもあり、届いた際は使う前に一度確認した方がいいかもしれませんね。
ポータブル電源からコット、マットなど幅広くアウトドア用品を展開するGIMMICKのテーブルは34・44cmの2段階調節となっています。
天板とフレームが分割式となっているため収納時はコンパクトであると同時に、2.9kgと軽量です。
積載時に幅を取りたくない、軽量で高さ調節のできるテーブルを探しているのであれば、検討してもいいかもしれませんね。
まとめ:お座敷スタイルも楽しめるテーブルはキャナリーテーブルだけ
今回は素材別に分けて、高さ調節可能なテーブルを紹介しました。
様々なテーブルはありましたが、その中でも唯一お座敷スタイルまで楽しめそうなのが、DODのキャナリーテーブルという結果に。
他のテーブルに関しても、高さ的にお座敷スタイルは難しそうですが、チェアに座ってのキャンプや立食スタイルのバーベキューを楽しむことができそうですね。
自身のアウトドアスタイルにあったテーブルを見つける手助けになれば幸いです。