二股ポールは自作と購入どっちがいいの?かかるコストを計算してみた。

ニーモ ヘキサライト6Pを購入してからしばらく経ち、幾度となく使ってきました。

そうなるとやはり気になってくるのが二股化で、現在検討中です。

ただ、自作と購入どちらの方がコスパいいのかという点がかなり気になったので調べてみました。

既製品購入時のコスト

まずは既製品を購入した場合のコストはいかほどか計算してみます。

今まで二股ポールといえば、有名なアウトドアメーカーのDODから発売されている「フタマタノサソイ」「フタマタノキワミ」がメジャーなところでした。

現在はNEMOから正式に「アジャスタブルタープポール エクステンション」という二股化のためのポールが発売されているので、こちらで計算していきます。

アジャスタブルタープポール説明画像出典:NEMO
アジャスタブルタープポールエクステンションの価格は5,300円(税抜)となっていますが、ヘキサライト の二股化にはこのポールが2つ必要なので、10,600円(税抜)かかります。

さらに、通常のアジャスタブルタープポールLは4本必要です。
(ヘキサライト 6Pを持っている場合は2本でかまいません)

アジャスタブルタープポールエクステンションと、アジャスタブルタープポールLのセットが12,540円(税込)となるので、2セット分で約25,000円という計算になります。

あとは一般の方が自作ポールを販売されていることもありますが、ヤフオクなどで確認すると大体1セット12000〜13000円とNEMOの二股化セットとほぼ同じ値段になります。

アジャスタブルポールLがタープポールとして使えることも考えると、NEMOの二股化セットを購入した方がコスパはよさそうです。

 二股ポール自作時のコスト

お次は二股ポールを自作するとどの程度お金がかかるのかということですね。

まず、ポールを自作する場合に多く使われているのが矢崎化工のイレクターパイプで、そこにオプションパーツを組み合わせてポールを作成するというのが一般的です。

そこに加えて、メタルジョイントなどのオプションが必要になります。

今回はヘキサライト6Pの二股化を想定し計算していきます。

内容説明

ヘキサライトの場合は底辺が152cmで、高さが226cmなのでポールの長さは273cmほど必要という計算になります。

ポールを90cm間隔に分割した場合…

  • ポール3m1318円×4=5272円
  • メタルジョイント1058円×2=2116円
  • つなぎ金具410円×4=1640円

と最低でも9000円程度で済む計算になります。

つまり…自作の方が断然安い!!

となりそうなんですがちょっと待ってください。

ここで一つ確認しておきたいのが、ポール作成に使う道具を持っているかということです。

元々DIYがお好きな方なら持っているかもしれませんが、つなぎ金具とパイプを固定するためのリベッターやパイプ切りなどが必要になります。

しかしながら、どの道具も2000円前後で揃えられるので道具を揃えても15000円程度には収まりそうです。

既製品の安心感かコスパ重視か

結論としては道具込みでも自作の方が安いということになりました。

既製品の場合

  • お値段高め
  • 失敗のリスクなし
  • 他のタープにも使える
  • 自作の手間が省ける

それに対して

自作の場合

  • コスパはかなり良い
  • 失敗のリスクあり
  • 手間がかかる

と、どちらも一長一短ではあります。

DIYに慣れていないという方は、公式のポールを使用した方がいいかもしれませんね。

既製品か、DIYか、じっくり検討して悔いなく二股化を楽しんでくださいね!!