最強の保冷剤COOLER SHOCK(クーラーショック)の使用レビュー。-7℃の保冷力や持続時間も検証してみました。

最近保冷力がすごいと話題の保冷剤COOLER SHOCK Mサイズ(4パック)を購入してみました。

我が家は今まで保冷剤代わりに氷で保冷していましたが、すぐに溶けてしまう上に保冷力もちょっと頼りないのが難点だったので思い切って購入することに。

実際にCOOLER SHOCKを使ってみた結論としては購入してよかったの一言に尽きます。その理由は圧倒的な保冷力・持続時間・凍るまでの早さ・コスパがいいの4点が主な理由です。

COOLER SHOCKがあればキャンプに行っても長い時間キンキンに冷えたビールやドリンクを楽しむことはもちろん、食材の保存も安心です。

今回はそんなCOOLER SHOCKについてレビューします。

COOLER SHOCKの開封レビューと使用方法

クーラーショックMサイズ4個入りの内容物は写真の通りです。

本体の他に水を入れるための漏斗と中身が漏れないようにするためのシリコンコルクが付属しています。

届いた時点ではこんな感じでペラペラです。

中にはすでにジェルの素のようなものが入っていて振るとシャカシャカなっていました。

ここにMサイズの場合は830mlの水をいれていきます。

蓋を開けて水を投入していきます。

水を入れたら空気を抜いていきます。

空気を抜く際は写真のようにパックを横に倒しながら折り曲げると水が漏れることなく空気を抜くことができます。

空気が抜けたらシリコンコルクを入れます。

しっかり根元まで蓋を閉めたら保冷剤の完成です。

あとはこのように冷凍庫に入れれば使用準備は完了です。

MEMO
パックに水を入れた直後はシャバシャバですが1時間もあればしっかりとジェル状になります

COOLER SHOCKの公式スペック

COOLER SHOCKのパッケージはアルミニウムとポリエチレンとナイロンの3層構造です。

パッと見はすぐに破れてしまいそうな外見ですが、実物は案外硬くてしっかりしています。

COOLER SHOCKは血液輸送などに使われる医療分野での特殊な技術を応用して誕生した保冷剤で-7.8℃を長時間キープできるように作られています。

以下はクーラーボックスごとに保冷したい日数に必要なCOOLER SHOCKの数とサイズを表しているものです。

出典:津田商会

今回我が家の購入したMサイズでいうと30リットルまでなら4個で2日間の保冷が可能ですが、45〜75リットルでは半日から1日しか保たないということになります。

やはり大容量のクーラーボックスの保冷にはLサイズが必要になるみたいですね。

COOLER SHOCKの保冷力を実際に検証してみる

あまりにも保冷力が話題なので気になって保冷力と保冷時間を検証してみました。

使用したクーラーは我が家はソフトクーラー(AOクーラー48パック)で、開閉は状態確認時のみ。

エアコンのついていない部屋(気温32℃)でひたすら放置します。

AOクーラー48パックの容量は45.4リットルなので、公式スペックから考えると約1日は持ってくれる計算になりますが、果たして…

保冷開始

今回はコンビニのかちわり氷を使って検証していきます。

こんな感じで保冷していきます。

COOLER SHOCKは比較的薄いので隙間に入れやすい印象です。

2時間後

2時間程度では氷も保冷剤にもほとんど変化はありません。

4時間後

4時間後も特に溶けている様子はなく、保冷剤にも変化はありませんでした。

8時間後


6時間経過時点では大きく溶けている様子はありませんでしたが、8時間経過時は氷が少し溶けて水になっています。

保冷剤の中心部はまだまだ硬いですが端の部分から徐々に溶けてきています。

18時間後

8時間経過後から仕事に行き帰った時間で18時間経過してこの状態です。

氷は残っていますがかなり溶けてきています。

保冷剤も冷たさはあるものの完全にジェル化してしまっています。

保冷力は公式で出されているスペックとほぼ同等という結果になりました。

たとえソフトクーラーであっても、氷が溶けなかった数時間の間は0℃付近をキープできているようで保冷時間も申し分ないですね。

ただ、今回はエアコンがついていないとはいえ屋内での検証で確認時のみの開閉なので、屋外ではさらに溶けやすくなると思います。

ただ、ハードクーラーのような断熱性能の高いものであればさらに保冷可能な時間は長くなるかもしれませんね。

結論:COOLER SHOCKはコスパも抜群な最強の保冷剤

今回話題になっているということで口コミも参考にCOOLER SHOCKを買ってみましたが、噂通りの保冷力で個人的には大満足です。

よかった点としては

  1. 保冷力が高い
  2. 保冷時間も長め
  3. 凍るまでの時間が短め
  4. 半永久的に使える
  5. 形状的に隙間に差し込みやすい

というところです。

今まで氷を保冷剤として使っていましたが、溶けたら捨てるのでもったいないですし、ランニングコストもかかっていました。

その点COOLER SHOCKは値段はそれなりですが、繰り返し使える上に氷より遥かに保冷力が高いのでコスパはかなりいいと思います。

ただ、少し気になる点を挙げるなら意外と重たいこと。

1パックにつき830mlの水が入っているので、4パック全て使うと3kg強と結構重たくなりますが保冷と引き換えなのでそこは目を瞑るしかなさそうです。

ただ、触れているものを凍らせるほどの冷たさは食材の保存に対して安心感を持てますし、保冷時間が長いので設営後や夕食時、次の日の朝でもキンキンに冷えた飲み物を飲めるというのは嬉しいところです。

キャンプでは必要性の高いアイテムである保冷剤。

今まで氷を保冷剤にしていた方はもちろん、クーラーの保冷力不足に悩んでいる方も保冷力抜群で繰り返し使えるCOOLER SHOCKを試してみてはどうでしょうか。