キャンプ場へ行くと必ずといっていいほど見かけるのがテンマクデザインのサーカスTCDX。
設営のしやすさは数あるテントの中でもトップクラスですが、撤収時にうまくたためず苦戦することも。
今回はサーカスTCDXの設営方法からたたみ方までを画像付きで解説します。
すでにサーカスTCDXをお持ちの方はもちろん、購入を検討している方の参考になれば幸いです。
サーカスTCDXの設営方法
サーカスTCDXの設営は本当にシンプルで簡単です。
ただ、設営方向だけはしっかり決めて間違えないようにしましょう。

まずはテントの中心となる位置に付属の設営ガイドを固定します。

設営ガイドの角からラインを引っ張り、5箇所にペグを打ち込みます。
この時フロントフラップを正面にして設営するのであれば、画像のように右側にフラップのジッパーがくるように設営ガイドの位置を調整しておきましょう。

ペグが打ち込めたらテントの角にある輪にペグを通します。

途中でベンチレーターを開いておくことも忘れないようにしてくださいね。

5箇所のペグすべてにかけるとこのようになります。

1箇所ジッパーを開き、センターポールでテントを立ち上げます。

頂点部分は生地が2重になっているので、ずれないように立ち上げましょう。

立ち上げ直後はこのように張りのない感じになります。

テントを立ち上げた後はペグを打ち直したり、画像のようにベルトを閉めたりしてテントの張りを調整します。

張りの調整が終わったら、ガイラインを取り付けペグを打ち込みます。

ガイラインはテントの角の延長線になるのでずれないように張っていきましょう。

ガイラインが設置できたら、設営は完了です。
慣れれば15分程度で設営できますが、設営する方向を間違えないように注意してくださいね。
サーカスTCDXのたたみ方
設営は簡単ですが、初めてだと苦労するのがテントをたたむ時なんです。
ただ、たたみ方さえ分かってしまえばあとは慣れるだけ。
うまくたためないという方は是非参考にしてみてください。

まずは中のポールを外して、ガイラインのペグとテントの角を固定しているペグを抜いていきます。

この時1箇所だけペグを残しておくとテントを広げる時に楽になりますよ。

きれいに折りたたむためには左右対称な形にする必要があるので、画像のように一部を内側へ折り畳んでおきましょう。

折り畳めるとこのように左右対称な形状となります。

テントが左右対称になったら、中心から折りたたみます。

ここまでくれば後少しです。

半分に折れたら、今度は縦方向へ半分に折っていきます。

手順通り折れるとこのような形状になるはずです。

次は収納袋の大きさに合わせて両端から折りたたんでいきます。

ここを適当にしてしまうと収納袋に入らなくなるので注意してくださいね。

きちんと折りたためたら、ポールやペグをまとめて端から丸めていきます。

丸めたら収納袋を上から被せるようにして入れていきましょう。
テントを持ち上げて収納袋へ入れようとすると、袋の入り口がうまく開けなかったり、せっかくたたんだテントが崩れてしまうので、上記の方法がおすすめです。

最後に収納袋のジッパーを閉めたら完了です。
設営も撤収も簡単なサーカスTC DXはメリットがたくさん
本記事ではサーカスTC DXの設営とたたみ方について解説しました。
サーカスTC DXは、設営や撤収のストレスが少なく、必要な時間も短く済むのでその分ゆっくりとキャンプを楽しむことができます。
初めてキャンプをする方にはもちろん、ベテランの方にも多く使われるサーカスTC DXでのんびりとしたキャンプを楽しんでみてはどうでしょうか。
サーカスTC DX EKALモデルではありますが、レビュー記事も参考にしてみてくださいね。