近年、人気のあるテント型のひとつに2ルームテント(トンネルテント)が挙げられます。
いろんなメーカーから発売されていることもあり、購入を検討している方も多いのではないでしょうか。
今回は、自身の経験から2ルームテントのメリット・デメリットについてお伝えしていきます。
(ちなみに僕はデメリットを踏まえた上で、2ルームテントを愛用しています)
2ルームテントのメリット・デメリット
さっそく紹介していきます。
メリット
実際に2ルームテントを使っていて感じるメリットは以下の通りです。
- レイアウトの自由度が高い
- インナーテントを外してシェルターにもできる
- ドア数が多いので、通気性も高い
- 高さがあるので、かがむ必要なし
- 就寝時には道具を収納して防犯対策もしやすい
2ルームテントはサイズの大きいものが多く、キャンプ道具のレイアウトがしやすいです。

この写真は2人で使用した際のもの。
広さがある分、使用人数に合わせて使いやすい場所へキャンプ道具を配置できますよ!
元々2ルームテントといえば、リビング+インナーテントで左右非対称な形状が主流でした。
現在は左右対称な形状で、インナーテントを外してシェルターとして使うことも想定されたテントが多くなっている印象です。

インナーテントを外すことで使えるスペースが増え、より自由なレイアウトにできます。
シェルター使いであれば、コットを使用することでテントに入らずともすぐに寝られる環境に。

あとシェルター使いしてて感じるのは…
- 撤収や乾燥が楽
- 意外と虫入ってこない
- やっぱりテント内の開放感は段違い
一度もシェルター使いしていない方にはぜひ試してみて欲しいです。
多くの2ルームテントはドア数が多く、通気性が確保しやすい仕様になっています。
(このテントも全部で6カ所ドアがあり、ベンチレーションもついています)

最近はメッシュ仕様にできるテントも増えているので、夏でも風通しをよくした状態で寝ることができます。

撤収の際はすべてのドアを開けておくと、内部の乾燥も早いです。
なので、2ルームテントを選ぶ際は、ドアの数も少し気にしてみるといいかもしれません。
もちろんメーカーによっても様々ですが、2ルームテントは高さのあるものが多いです。

僕の身長は170cmですが、高さ2mあるとかなり余裕があります。
テント内の移動が立ったまま行えるので、腰にも優しくストレスフリーな感じに。
最近はキャンプブームということもあり、高額なキャンプ用品の盗難も多発しています。
2ルームテントならスペースも広いので、昼間は外に出しているキャンプ用品も寝るときはテント内にしまうことができます。
小型のテントを使っている時は、不安で眠りも浅かったですが、2ルームテントにしてからはぐっすり眠れるようになりました。
デメリット
2ルームテントの広さはメリットでもあり、デメリットでもあります。
実際に使用して感じるデメリットはこちら。
- 風が吹くと設営・撤収しにくい
- 自宅での乾燥は大変
- 設営にも慣れが必要
もちろん、どんなテントでも風が吹けば設営・撤収はしにくいです。
ただ、2ルームテントは長さがある分、風になびくので余計に大変だと感じるのが正直なところ。
特に撤収ではまともに畳めないことが多いです。
2ルームテントは大型ゆえ、結露も大量なので乾燥に時間がかかります。
さらに天気が悪ければ乾燥しきらないまま持って帰ることも。
ただ、自宅で乾燥させるとなると大きいのでかなり大変です。

こんな感じで垂れ下がるので、マンションやアパートではかなり厳しいと思います。
乾燥できたとしても、たたむ際に一苦労します。
2ルームテントはワンポールテントなどと比べると設営方法が少し複雑です。
僕も今でこそ1人でもサクサクと設営できますが、購入当初はかなり時間がかかっていました。
まとめ
実際に2ルームテントを使う中で感じるメリット・デメリットは以下の通りです。
- レイアウトの自由度が高い
- インナーテントを外してシェルターにもできる
- ドア数が多く、通気性も高い
- 高さがあるので、かがむ必要なし
- 就寝時には道具を収納して、防犯対策もしやすい
- 風が吹くと設営・撤収がしにくい
- 自宅での乾燥が大変
- 設営にも慣れが必要
どうしても大きさゆえのデメリットありますが、それはメリットも同じ。
むしろメリットの方が大きく、とにかく過ごしやすいの一点に尽きます。
だからこそ、ヘビロテしてしまうんですよね。
以上、2ルームテントのメリット・デメリットでした!
テント選びの参考になれば嬉しいです。
ちなみに僕が使用している2ルームテントはこちらで紹介しています。
